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海外の精力剤は安全性や効果・副作用に問題あり!その理由も解説

「海外製の精力剤って危なくないの?」、「飲んでも大丈夫なの?」と思ったことはありませんか。
海外製品は安いですし、少し気になってしまいますよね。

ですが、実際、海外製の精力剤の中には、副作用のリスクが高い危険な商品も多く存在しています。

そこで、海外製品の安全性・考えられる副作用、日本製品との違いなどを説明します。

海外の精力剤は『製法の安全基準が低く副作用が出やすい』

日本と同じく海外の精力剤も、「精力サプリ」、「滋養強壮剤」、「勃起薬」、「催淫剤(媚薬)」、「強精剤」に分類することができます。
そしてその海外製の精力剤のすべてに共通して言えるのが、『製法の安全基準が低い』ということです。

サプリメントや医薬品を作るためには、成分の抽出や適正量での配合など、高い技術力や知識が必要となります。
しかし、東南アジアをはじめとした多くの海外製品は、これらのスキルが未熟な状態で製造されているのです。
そのため、「配合成分の分量が適当」、「精製が不完全で不純物が混入している」といった粗悪品である可能性が高いです。
製造には、濃縮や混合といった工程がありますが、これらが不完全だと成分が均等に行きわたらず、ばらつきが生じることもあります。
同じ商品でも成分がほとんど入っていない錠剤と成分が過剰に入っている錠剤が生じてしまい、とても危険です。

さらに、製造工場の基準が明確ではない、もしくは遵守されていない国も多く、かなり「不衛生な環境」で製造されていることもあり、問題になっています。
また、中国やインドは、マスクなしで外出できないほど大気汚染・環境汚染が深刻です。
その土地の水や植物、施設を使って作られた製品の安全性には疑問が残ります。
口に入れるものなので、「安いから」といって安易に飛びつくことはやめてください。

さらに、海外製品の場合、日本語の説明書・注意書きがないため、製品の用法・容量を守って正しく飲むことができないという懸念もあります。
また、言葉が分かったとしても、記載されている成分が本当かどうかは定かではありません。
中国で食品の産地偽造や成分偽装が横行しているというのは有名な話ですよね。
日本ではこのような成分表示偽装は、「不正競争防止法」や「不当景品類及び不当表示防止法」などによって固く禁じられており、違反した場合には民事・刑事上の制裁を受けることになりますが、海外では日本ほど厳しく取り締まられておらず安全とはいえません。

海外の精力剤で出やすい副作用

海外製の精力剤で起こり得る副作用の一部をまとめてみました。

副作用 精力剤の種類 製造国 危険度
心不全(死亡) 勃起薬 アメリカ(個人輸入) ★★★★★
激しい動悸 精力サプリ 中国(ネット通販) ★★★★☆
頭痛・嘔吐 催淫剤
不整脈 勃起薬 中国(個人輸入)
多血症(赤血球の異常増加) 強精剤 マレーシア(ネット通販) ★★★☆☆
激しい眩暈と動悸 滋養強壮剤 アメリカ(ネット通販)

最悪の場合、死につながるような重い副作用があらわれることもあるので、要注意です。

厚生労働省が行った調査によると、インターネットで購入できる海外製の精力剤98製品中63製品に勃起薬に含まれる「シルデナフィル」をはじめとした医薬品成分が配合されていることが分かりました。(平成27年度)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11126000-Iyakushokuhinkyoku-Kanshishidoumayakutaisakuka/H27_net_kaiage_1.pdf

海外製品には、本来であれば医師の指導・処方が必要な医薬品成分が、不適切な分量で含まれていることがあるということですね。

「シルデナフィル」は、狭心症に使われる治療薬と同等の成分で、血圧を急激に下げる作用があることが分かっています。
そのため、アメリカ産勃起薬の副作用として心不全が挙げられているのです。
特に、循環器系の薬と併用することで重篤な症状に陥ってしまうことがあるので、心臓や血管に病気がある方は、自己判断での勃起薬の使用は絶対にやめてください。

また、動悸やめまい、火照りといった症状は、血流が急激によくなることで起こる症状だと考えられます。

中国の催淫剤で多く配合されている成分が、日本では劇薬指定の『ヨヒンビン』です。
“血圧を大きく変化させて興奮状態を作る”という狙いで配合されていますが、飲む人によってその変化値が大きく異なるため、おう吐をはじめとした頻脈、冷感、激しい動悸などの副作用が出ることもあります。

また、中国産の商品は催淫剤に限らずどんなものでも「不衛生な環境(工場)」で製造されているため、とにかく不純物が多く飲むと気分が悪くなる人が多い、という理由もありますね。

マレーシア産の強精剤にはトンカットアリ(男性ホルモンの分泌を促す成分)が日本産のものよりもかなり多く含まれています。
男性ホルモン(テストステロン)には造血作用があるため、摂りすぎると多血症(赤血球増加症)になる危険性があります。
多血症は、血中の赤血球濃度が上がり、だるさや頭痛、めまいといった貧血のような症状が現れる病気です。
脱水状態になると血栓ができやすくなり、エコノミークラス症候群や脳梗塞などの疾患につながる可能性もあります。
さらに、頭痛・めまい・倦怠感などの症状が出るだけでなく、赤血球の増えすぎで心筋梗塞や脳梗塞になるケースもあるので要注意です!

アメリカ産の滋養強壮剤の副作用として挙げられている、激しいめまいや動悸はカフェインによるものだと思われます。
アメリカでは、カフェインが多く含まれたエナジードリンクでのカフェイン中毒の報告が多く上がっており、社会問題になっています。

日本製の精力剤が安全な理由は?

日本の医薬品の製造に関する基準は世界的に見ても厳しいと言われていますが、その安全性を保障するのが、厚生労働省が基準を定めた「GMP認定」です。
GMP認定はGood Manufacturing Practice(適正製造規範)の頭文字をとったもので、原料の仕入れから製造・試験・管理・出荷までの全工程で基準を満たした工場にのみ与えられます。

以下は健康食品GMPガイドラインの3原則です。
・ 各製造工程における人為的な誤りの防止
・ 人為的な誤り以外の要因による製品そのものの汚染および品質低下の防止
・ 全製造工程を通じた一定の品質の確保

GMPは、この原則を柱に、さらに細かいルールがいくつも定められている厳しい基準です。
第三者機関による厳しい審査が必要なため、「不純物の混入」、「成分のばらつき」、「成分の偽装」といったリスクを排除することが可能なのです。

日本製の精力剤を選ぶ際には、このGMP認定のマーク(GMPマーク)がついているかどうかチェックしてみてください。

また、海外の製品は衛生管理が徹底された工場で作られているものであったとしても、成分が日本人の体格に合わないことがあります。
日本製の精力剤の場合、日本人の体の大きさや体質に合うように配合成分を決めているので、副作用のリスクが少なく、効果が出やすいのです。

海外の精力剤は偽物が多く効果が出ないことも…

ネットで販売されている中東や東南アジアをはじめとした海外製の精力剤には偽物・コピー商品が多いです。
全く効果のない成分を入れ、成分表示にだけ有効成分を記載しているというケースも珍しくありません。
勃起薬「バイアグラ」を販売する米ファイザー社の日本法人が2016年に行った調査によると、タイの販売サイトから購入したバイアグラの48%が偽物だったことが分かっています。
偽物の中には、「有効成分が全く配合されていないもの」、「最大用量の1.5倍もの成分が含まれているもの」、「正規品には含まれない物質が含まれているもの」があったとのことです。

また、同調査では、国内のインターネットサイトで販売されているバイアグラのうち、36%が偽物だったこともわかっています。
「販売サイトが日本のものだから」、「日本語で書いてあるから」と安心せず、ネットで販売されている海外製品は避けるのが無難です。

海外製品は、成分だけでなく、製造環境が劣悪である点にも問題があります。

これは、偽物を製造している中国の工場の写真です。
この環境で作られたものを口に入れるなんて考えただけでもぞっとしてしまいますね。
菌の発生や不純物の混入などの危険性が指摘されています。

精力剤は海外製ではなく安全性の高い日本製のものを!

海外製の精力剤の中には、安全性が高く、効果が期待できる製品も存在しています。
ですが、中国・東南アジア諸国のコピー技術も向上しており、見分けるのが困難なのが現状です。

できるだけ、安全性を重視し、偽物や粗悪品を手にしてしまうリスクは排除しましょう。
「製品の品質・製造環境が保証されている」、「違法な成分が配合されていない」ことが確実な日本製の精力剤を選んでください。

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