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健康住宅に住んでみて思ったこと体験記
私、(はらまき)が実際に住んでいます。
平成5年に建てた
エアサイクルの家
です。
平成13年に建てた
ハイブリットソーラーハウス
です。
今、私たちは、2つの健康住宅の造り方を取りそろえてご提案しています。
1つは、「 自然の力だけを利用した、空気が廻る健康住宅 」 =
エアサイクルの家
です。
もう1つは、「 太陽熱で24時間、家中暖房とお湯を作る健康住宅 」 =
ハイブリッドソーラーハウス
です。
どちらも、住んで頂いているお客様からは、上々の評判です。
ほとんどの皆さんから、「 勧めてもらって良かった。 」と言ってもらってます。
「 じゃあ、それってどういう感じなの? 」 という方のために、
ここで、私の体験記をお伝えしていきたいと思います。
まずは、
エアサイクルの家
から行ってみます。
平成5年の事です。
当時の私は、お客様にエアサイクルの家をお客様に勧めるためには、
自分で住んでみようと考えていました。
そして、「 良いことも良くないことも、体験した全てを包み隠さずお伝えしてしていくようにしよう。」と思っていたのです。
私は土地を探し、契約を行いました。住宅金融公庫にも申し込みました。
皆さんが、建て主としてしていることと同じやり方で融資を頂いて建物を建てていきました。
そうして完成したのが、上の写真の左側の家でした。
新年を新しい家で迎えたい一心で、真冬の寒い中の引越しだったのをよく覚えています。
新しい生活のスタートです。
まず、初めにした事は、エアサイクル専用の床下換気口と、小屋裏換気口を閉めることです。
エアサイクルは、夏と冬で「 衣替え 」が出来る家です。
夏は、換気口を開けたままにしておき、冬になると、閉めたままにしておきます。
これが小屋裏換気口です。(写真は開いてる状態です。)
エアサイクルシステムは、「 自然の力を利用する家 」というコンセプトです。
機械や、電気や、ファンなどは一切ついていません。
したがって、壊れる物も付いてません。メンテナンスの心配もほとんどありません。
よって、換気口など、人の手で開閉出来る所は、人の手で行ないます。
年に1度開けて、年に1度閉めます。
さて、換気口を閉めた我が家は、一体、どう変わったかというと・・・・・・
外は寒い1日。
夜になって、「 ただいまー 」と玄関を開けると、
ほわーっと暖かい
のです。
なんか幸せな感じがします。 ・・・・・・第1回目終。
なぜあったかいのか説明しますね。
まず第一に、床下と小屋裏の換気口を閉めた事によって、外の冷気をさえぎることが出来ます。
温度的には、これはとても大きい要素です。
なぜなら、
通常、床下は、なるべく換気が良いようになるようにと気を使う場所です。
しかし、換気が良ければ良い程、床下は、外気の温度になってしまいます。
それと比べると、エアサイクルの家の場合は、基礎にも断熱材が入っているため、
換気口を閉めると、床下が外気の温度になる事はまずありません。
なおかつ、柱の外と屋根で家をすっぽり断熱している「 外断熱 」なので、
より、寒さから防いでくれます。この「 外断熱 」の材料こそ、エアサイクルの特別部材なのです。
しかし、そこで疑問も出てくると思います。
冷気が入ってこないのはいいけど、換気はどうなるの?という疑問です。
ここで大事なのが、「 動く空気 」の考え方です。いかに空気が駆け巡る家か?が大切なのです。
実は、「 動く空気 」には、ちゃんとした自然の法則があります。
「 暖まった空気は、軽くなって上に上がる 」という原則です。
あっためてくれるのは、「 太陽 」です。
そうです。
「 太陽 」が家を照らしてくれます。
日が当たった南側の壁はあったかくなります。
あったかくなった南側の壁の中の空気は軽くなって上に上がります。
上に上がった空気は、今度は床下の空気を引っ張り上げます。
引っ張り上げられた空気は南側の壁に入り、より、あっためられます。
次に、床下の空気は、北側の壁の空気を床下へ引っ張ります。
こうして、自然の力だけで「 動く空気 」のサイクルが始まります。
ただ動くだけではなく、あったまった空気のサイクルなので、
家中が、あったかい空気につつまれている状態にどんどんなっていくのです。
その結果、
ほわーっと暖かい
のです。
同時に、床下にも空気が駆け巡る状態になっている訳です。
溝を動く空気が駆け巡る・・・エアサイクル専用の外断熱ボード(実物です)
試しに、エアコンで暖房を入れてみました。夜の8時頃です。
私の家のリビングは対面キッチンなので、L・D・Kが1室です。20帖ほどあります。
30分も動かせば、部屋は暑すぎるように感じました。
そこで試しに、廊下に続くドアを開けてみました。
廊下と階段がエリアに含まれるようになります。
体感的には、ちょうどいい温度のようです。30分後、エアコンを切ってみました。
結果、その日は、就寝する12時までは暖房もいらず過ごすことが出来ました。
ところが、その日1番の発見は、寝る時に2階の寝室に入った時でした。
暖房の効果は、2階の寝室にまで及んでいたのです。
エアコンの基本能力の約2倍の効果をエアサイクルが引き出してくれた計算になります。
短い時間で、割りと長い時間暖房が効くんだなぁと感じたものです。
・・・・・・第2回目終 。
この絵は冬日の昼間の空気の流れを示したものです。
そして、この絵は冬日の夜間の状態を示したものです。
私たちは、自然の中で暮らしています。
大事なのは、「 いかにして自然のエネルギーを有効活用できるか 」だと思うのです。
エネルギーとは、太陽熱 ・ 地熱 ・ 風力 ・ マイナスイオンなどです。
こういう考えの家と暮らしを、 「 パッシブソーラーハウスで暮らす 」と表現したりします。
冬のエアサイクルは、太陽のあったかさが大きな恩恵となります。
あったかさは、気持ちよく多くを取り入れたいですし、なるべく逃がしたくありませんね。
そのための、ちょっとした工夫があったか生活に役立つことがよくあります。
・・・あまり、気づかないことなんですけど。
たとえば、上の絵に何気なく描いてある木が家の左側にあります。
では、この木は、なぜ書かれているのでしょうか?
葉っぱがない木なのはなぜでしょうか?
見栄えのかっこ良さや、気持ちが安らぐためのもの、あるいは、掃除の事を考えるのならば、
緑の葉っぱが落ちずに茂っていた方がいいに決まってます。
気づきそうで気づかないですが、答えは実にシンプルなのです。
そうです。
太陽の日差しを窓から入れて、あったかさを家に取り込むために、あえて落葉樹をそこに持ってくるのです。
葉っぱがあると日差しをさえぎってしまいます。
では、そもそも木を植えなければいいかというと、そうではなくて、
季節が1年中、冬の季節だけなら植えなくてもいいでしょうが、
自然派健康住宅では、1年間の四季を暮らしやすくするのがテーマです。
夏の事を考えると、九州に住む私達としては木があった方がうれしいわけです。
私の家の西側にも木を実際に植えていました。南のデッキの上にはツルをはわせていました。
冬の日の太陽は、高度が低く、上からではなく、横から日が差し込みます。
昼間のうちに日差しをたっぷりともらい受けると、夕方から夜にかけてより一層気温が下がってきた場合に、
特にあったかみが強く感じられるのです。
昼間のうちから少しづつあったまっているという意味では、部屋中の床や壁や天井もあったまってきます。
自然の力で、部屋の床や壁や天井にもあったかい温度を持たせてもらっているのです。
そうすると、室内の空気の温度は、床や壁や天井からも温度をもらって、よりあったかくなろうとします。
自然の暖房です。
こういう暖房を、「 輻射熱暖房 」といいます。結果的に部屋の空気があったまります。
これに対して、まず最初に空気をあっためる暖房が、「 空気暖房 」といって、代表的なのが
エアコン暖房や、ストーブ暖房です。この暖房ですと、床や壁や天井は冷たいままですから
人の体は、なかなかあったかい感じがしない訳です。
「 輻射熱暖房 」は、遠赤外線が比べて多いですから、床や壁や天井の冷たい部分が少ない分、
人の体はあったかさを感じやすくなるのです。
それと、見逃せないのが、人が生活をする時に出す熱です。奥さんが料理を作るときの温度などが
そうです。
暮らしながら作る熱も、上手にエアサイクルの動く空気で包みこんであげることもコツの1つと言えます。
夜になって、「 ただいまー 」と玄関を開けると、
ほわーっと暖かい
のは、こういうわけがあったのです。
・・・・・・次回へつづく 。
Copyright(c)2006 yume-jitugen。 All rights reserved.
Illustration by
ふわふわ。り
. Base template by
WEB MAGIC
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