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自然派健康住宅  湿気について  -  なぜ、現在の住まいは湿気が増えたのか?





住宅の湿気増加の原因
 日本の住宅は、昔から開放的な住まいづくりが行われていました。
 しかし、地震に強く、冷暖房の普及等により、過ごしやすい環境に変わりました。しかし、閉ざされた住まい環境に代わり、湿気や空気汚染の問題が生じています。

除湿が出来ていた昔の住宅 湿気・結露・カビ・ダニが多くなった現在の住宅
●間取り
 高温多湿日本の住宅は、夏に過ごしやすくするために、開放的な間取りであった。
・柱・梁を中心とした工法
・開口部が広い
・ふすま、をあけると風が通る。
・天井が高い

●素材
・土壁、漆喰と言った、吸能湿の優れた素材
壁は左官工事が中心。
・畳を中心とした床材

●床下
束石工法で通気の良い床下

●問題点

・すきま風があり冬寒い。
・素材が黒く暗くなりがち
・防犯上の問題
・夏虫にやられる。
・地震に弱い
●間取り
・冷暖房が普及し、個室化が進む。
熱効率の良い閉ざされた間取りになる。
・壁を中心に考える工法
・開口部が小さくなった。
・風通しが悪くなった。

●素材
・合板、新建材。ビニルクロスといった見栄えが良く、施工が早い安価な素材。
 明るくなった。
・板張りを中心とした床材

●床下
地震に強い連続式の布基礎

●問題点

・湿気がこもりがちになり、断熱性能の弱い床面での結露による湿気の増加が深刻になった。
→アレルギーの発生へ
・室内の空気がこもりがちになり空気が汚れがちに→化学物質過敏症の問題へ。

※高気密・高断熱住宅の普及が湿気の増加の原因では有りません。


床下の湿気を比較すると

 住宅の中で湿気の高い部分は、床下です。
そこで、昔と現在の住まいの床下の木材含水率を測定しました。
 
昔と現在の基礎と木材含水率の違い
床下1 床下2    左、昔の基礎の工法
 風通しが良い

右 現在の基礎の工法
 耐震性が高い
床下3 床下4  木材を腐らせないための含水率の目安は20% 以下と言われ、新築の際は、通常、含水率は15%程度の乾燥した木材が使われる。 
 含水率29%と言うのは、かなり深刻な状況といえる。
 
含水率(%)=(木材の乾燥前の重量−全乾材の重量)×100
束石工法(昔)と布基礎工法(現在)の木材含水率の違い。数字は、木材中の水分量を示す。

現在の住まいは、木材中の水分量が増えていることが分かる。
  

湿気の問題は、「シロアリの発生」「ダニ・カビの発生」に繋がっています。





 




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